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TPE熱溶着修理道具について

皆さん こんばんは(^ ^)

暑い日が続きますね〜(*_*)

「暑い」にちなんで今回は「熱い」道具について書いてみようと思います。

最近Twitterでヒートガンでの修理動画がUPされる事もあり、ヒートガンを購入している人も増えているかも知れません。

個人的にはヒートガンでの修理はリスクが大き過ぎるのでお勧めはしていません。

ただ、やり方次第では綺麗になる可能性がある道具だとは思っています。

僕もヒートガンは持っています。
購入したのはほぼ2年前。

そして、現在持っているWM163旧ボディーに使用して大怪我した事をきっかけに封印(笑)

使う前に結構練習したんですけどね〜(^^;;


そんな事もあって僕が修理で使用する道具は「コテ」な訳ですよ。


WM163をお迎えした頃からブログを見て頂いている方々は、現在の僕が普通の「半田ゴテ(ホットナイフ等)」を使わないと言う事は解っているかと思います。

僕が愛用している熱溶着道具と言えば

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相棒その1 発泡スチロールカッター


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相棒その2 フラワーアート用半田ゴテ


上記2つを駆使して熱溶着修理を行っています。

あと使う物と言えば、キッチンペーパーですね。

念の為に言っておきますけど、キッチンペーパーは読者の方からのコメントで頂いたアイデアです。
本当にあの時のコメントを思い出して良かったと思います(^ ^)



相棒が何故この2本になったかと言えば…

共通する利点は 「最高温度が200℃」

実際に使用すると、温度は下がり200℃以下になる訳です。
TPEが焦げ難いのと、焦げによる変色をかなり防ぐ事が出来る。

TPEは150℃〜160℃位の温度で溶けます。

感覚的に溶着に丁度良い温度は160℃かな〜と思う。


そして、発泡スチロールカッターの最大の利点は細くて長いこと。しかも軽い。

深い(厚い)所、狭い(脇など)所でも溶着が楽に行える。

更に言えば、均す作業中に熱が患部以外に飛火し難い事です。


フラワーアート半田ゴテはその形状が全てですね。

小さなアイロンなので、部分的に平にする事が出来る。
しかもメッキ加工されているので、解けたTPEが拭き取り易くて焦げ難い。

広範囲に溶かす(皮膚移植など)事も出来る。

クッキングペーパーの上をアイロンがけする感じで使ったり、クッキングペーパー上でアイロンを数秒止めて当てていると、肉足しした継ぎ目が周りと同化して段差が無くなったり。


最近は修理の時に思うこと…

「あとは楽な溶着だけだー*\(^o^)/*」

って感じです。

部分的な修復はコテの方が絶対に楽。

大怪我にならないし。

ただ、これは相棒2つを使っての話です。



何故僕が「半田ゴテ」「ホットナイフ」を使わないか…

使えるコテ先部分が短い。
切開箇所を塞ぐ事が出来るとしたら「手」は直せるかな。
「膝の裏」はコテ先の長さ足りないかもね。たぶんヒーターの太い部分が当たって厄介な事になると思う。

「大腿部、肩、腰等」の厚みのある部分は無理でしょう。

あとは、熱量が強すぎる。
切開箇所を超高温のコテ先で溶着しようとすると、高温の液化したTPEが内部に流れたり、溶着面が幅広く溶け過ぎて、コテ先を皮膚から離した時に出来る穴が大きくなり易いのですよ。

肉足しが多くなったり。


あとはコテ先のTPEが焦げて、焦げカスが混入したり、TPEが黄色っぽく変色したり。

まぁこんな事を経験して今に至っている訳です^_^


溶着道具として何が使い易くて溶着し易いか?と考えて色々買って使ってみて、辿り着いたのが現在の相棒な訳ですd(^_^o)


そして…最近は再度ホットガンも使ってみる?って感じになったわけですよ。

年数が経つと肘とかが肌荒れ起こすから。

あと、コテ+キッチンペーパーの後、最後の仕上げで使ってみても良いかも?


ただですね…

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コイツはデカ過ぎるんです(^_^;)

スポットノズルを付けても口が大き目だし。

でも出力はかなり高いですけどね。

1450W、70℃〜550℃まで設定可能。
風量調節は3段階。

因みに風の温度設定がどれくらいでTPEを溶かすかなんですけど…250℃位からですね。
季節によっては270℃位に温度上げないとダメかも。冬とか。


ヒートガンでTPEドールの肌に熱風を当てるとどうなるか…

とんでもない量の煙が出まーす!

窓は開けてやりましょう!
下手すると、火災報知器が鳴るかも?

そして、防臭マスクは着用しましょう!
超臭いですからね!

そして…

ヒートガン使ってみれば判りますけど…

肌の表面は薄い膜が出来る感じになって、触ると表面の薄い膜が捩れて皺になります。

おそらくですよ…
加熱によりTPEの表面の油分が気化。風で表面が乾く感じになるのか、オブラートの様な膜になる。
冷えてから触ると表面が少し硬くなってます。

あれ?溶けないじゃん?と思って加熱していると、膜の下のTPEは溶解状態。

指で触ったり、ヘラなどで均そうとすると…皮膜がグニャっ!皮膜の下の溶けたTPEもグニャ!

ギャァァァー!!!

凄いタダレになります(-。-;

これがヒートガンによる大怪我です -_-b


過去の大失敗した経験から、広範囲を熱しない様にする為、僕は新たなヒートガンを買いました。

それがこれ

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650W、100℃〜450℃、風量調節もダイヤルで多段階式な感じ。

スポットノズルも3種類あって、1番細いのを付けてみました。

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一応300℃位でも遊んでみましたが、煙が更に酷くなる!

夏だし、前と同じ250℃で練習開始。



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仮想肌荒れ的なひび割れを作り

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そこにただ熱風を当てると

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こうなるだけです。

隣に同じひび割れを作りまして…
今度は熱風を当てて少し溶けた?と思ったらガーゼで軽く押さえて表面を整える。また熱風を当てて少し溶けたらガーゼで押さえるを繰り返し行って…

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こんな感じになる。


この肌は補修用の素材として貰った肌なのですが、ブリード抜けしてるので溶け難い。
なので、ベビーオイルを軽く塗ってから熱風を当ててました。

最近の柔らかいTPEならもう少し溶け易いかも。


今回新たに購入したヒートガンは部分的にピンポイントで加熱出来るので、内部の広範囲がドロドロになる事は無かったですね。

完全に冷える迄はやたらに指で触らない方が良いですけどね。

テカテカと光っている所はやはり表面が硬くなっています。


https://youtu.be/TnwPHm2WZIE

因みにコレはKUMAさんがアップしていた動画。

僕が注目したのはココ!

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温度設定だと思うけど…350℃…

凄いですよ…煙。

お部屋ではキツイかも(笑)


これ観れるかしら?

https://t.co/CNNPrxSeAo?ssr=true

最近Twitterでヒートガンを使ってTPE断片を溶かして穴を埋めていく動画がアップされたりリツイートされたりしているのですが…


ヒートガンでは断片を瞬間的に溶解させる事は出来ないと思う。

これはバーナーだと思うんだよね。






そんな事を思ってた時に、お友達から修理について聞きたい事があると言う事で電話をしていたの。

バーナーみたいなヤツじゃないとあんな溶け方しないって話しをしていたら、こんなのあるよって。


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簡単に言うと、ガス式のターボライターみたいなやつですね。

ヒートガンより使えそう。これ欲しいかも(^ ^)





最近、代理店さんとしては修理動画を自分の所で掲載したいみたいです。


他との違いのアピールは判りますけど…


クレーム沙汰になるよって。


ヘタに代理店が修理方法を掲載すると、それを観て修理したら変になった!どうしてくれる!?みたいな人が出て来ると思うよね。


僕としては、市販されている道具でいかに直せるか?って事なんで、専門の道具使わないと直せませんよ!みたいな動画はあげない方が良いと思うんだよね。

たぶんヒートガンで失敗した人はすでに居ると思うんだ。

ちゃんとコレを使って直すとこういう失敗をする事もありますよ!って方の情報発信も必要。


と言う事で、ヒートガンを使用の際は気をつけて下さいね。
失敗すると大怪我しますからね。

僕はヒートガンはあまり勧めませんよ(笑)

結構難易度は高いですから。

念のため、治療前は広範囲をクリーニングしてベビーパウダーを除去する事を忘れずに!






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コメント

No title

凄いですね
もはやTPE修理の先駆者!
ただ、技術が高すぎて僕には無理ですが…
(;´Д`)

これは参考になります!

最近撮影頻度も増えて、破損が心配で色々メンテ道具買い漁ってるんで、温度設定とかすごく為になります。
最初は接着剤と脱色クリームだけでしたから
ドール用と名前がついた熱器具のがアマゾン同型式の3倍とかで売られてるんで、びっくりしました。ドールだけじゃなく注意がいるかと

こんにちは^^

自分はこの手の技術チンプンカンプンなので文面で見てるだけですけど、やっぱり温度設定とか、さじ加減が必要なんですね~(゜o゜)
まあ、それを言ったらメイクも同じなんですけどねw
動画で見るとめちゃくちゃ簡単そうなんだけどな~(;´∀`)

フラワーアート用半田ゴテ

良いっすね。
表面を滑らかにするなら必須かなと思います。
自分は半田ゴテから入ったので、半田ごてのスキルはかなり上がったと思います(^-^;
尤も、自分は股間の修復専門ですけど(笑)

To マントヒヒさん

マントヒヒさん こんばんは(^ ^)

たまに修理してまで使い込む必要あるのかしら?と思う事もあるのですけどね(笑)

2年前に比べたら修理に対する躊躇いが少なくなってしまいました(^_^;)

初めは手探りの修理で失敗も多かったですが、良い経験だったと思います(^ ^)


まぁ少しでも皆さんのお役に立てるならって感じで、修理記事を続けてるだけなんですけどね(^ ^)

To にぱきちさん

にぱきちさん こんばんは(^ ^)

TPEドールってお迎えから半年もすれば修理が必要な状態になってしまうんですよね。

最初は服ばかり買ったのが、いつのまにか修理道具を買い始めたりって事になります(笑)

そんな時に最初から直し易い道具が判れば…みたいな事で書いてみました。

僕の家には使わなくなった修理道具やら、修理用に買って使わなかった部品が大量にあります(⌒-⌒; )

まぁ皆さんが必要な物だけ買えば済む様にって感じですね。

ドール用の専用修理道具?を高額で買わなくて済む様にしたいもんですね。

To おネギっちさん

ネギさん こんばんは(^ ^)

ぜーんぶ失敗して覚えた事ですけどね(笑)

たぶんあの動画を見てヒートガン使った人はいると思う。

そして僕と似た様な大怪我させた人もいると思うよ〜。




To アランさん

アランさん こんばんは(^ ^)

たぶん股間の修理はアランさんの右に出る者は居ないかもね(笑)

なんだかんだでアランさんも熱溶着の経験は豊富ですもんね(^ ^)

予定より早くドールが届きました。12日着予定が4日には不在票が入ってました。
まずはメイクから初めましまが、グラデーションがつかずデーモン閣下のようなベタ塗りになったり、ノーズシャドウは汚れにしか見えなかったりで大失敗。しかも水拭きで取れないし。翌日にダイソーのクレンジングオイルで落としました。
いろいろ衣装を替えて写真を撮りましたが、かかとが人間のかさかさかかとみたいになって若干のひび割れができていました。
ホットガンで治りそうですが、自立用のボルト付近なので骨格まで熱してしまいそうです。

No title

すごいなあ。
まるで職人さんのblogみたい。
「壊したら捨てる」が基本の私みたいなドーラーには、異世界のオハナシです。(自爆)

To Kohhyさん

Kohhyさん こんにちは(^ ^)

早く届いて何よりです。

メイクのグラデーションは下地にベビーパウダーとファンデーションを塗っておけば、良くのびると思います。

指でもぼかせますけど、毛先が柔らか目のブラシで軽く撫でてあげると良い感じにボケますよ(^ ^)

ノーズシャドウも同じ要領ですけど、僕の場合は最後の仕上げとして指でぼかすかな〜。


足の裏とか踵とかは、よっぽど酷く無ければノータッチで良いと思いますよ。

To 弐式さん

弐式さん こんにちは(^ ^)

「壊したら捨てる」「すぐ新しいの買う」っていうのが出来れば良いですけどね〜。

なんにせ貧乏人なもんで直して延命しないとね〜。






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Wo gekauft Blumenkunstlötkolbens
Who buy this ?

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プロフィール

赤い彗星ダンディ

Author:赤い彗星ダンディ
WMDOLL163cmにコスプレさせたりして楽しんでいます。

TPEドール沼の底は深く、可能性を秘めたDOLLだと思います(^ ^)
さて、理想の女性像をどこまで創れるか!

TPEドールお迎え検討されている皆様のお力になれれば幸いです!

来場者